【女の事件】とし子の悲劇・最終回~漆黒の火砕流
第3話
7月24日のことであった。

アタシは、赤茶色のバッグを持って上田市中央北3丁目にある電子部品工場へ行った。

アタシは、この目で元カレが職場実習を受ける工場を職場実習担当の喜多原さんと一緒に見て回った。

工場は、製造ラインは機械オペレーターの専門の人が中心なので、元カレの仕事は段ボールの折りたたみだけをすればよいと言うことであった。

従業員さんの寮も個室で、温かい料理が3食提供される上に、会社行事でハンドボールの球技大会があって、球技大会の優勝商品はグアム島旅行であると言うた。

お給料も手取りで最低26万からである。

従業員さんたちは『稼いだお給料で欲しいもが買えるし、休日には東京に遊びに行ける、コンサートチケットを工場が手配をしてくれる、東京ディズニーランドの入場料の従業員割引があるから毎日の仕事が楽しいよ。』と言うた。

アタシは、喜多原さんに『明日から(元カレの)職場実習をお願いします。』と言うたあと、職場実習の申し込みとお迎えの車の手配をお願いして、嬬恋村へ帰った。

午後3時過ぎのことであった。

アタシが帰宅した時に事件が発生した。

自宅の200メートル手前で、キンリンで暮らしているT沢さんの19歳のアルバイトの娘さんが『ショーツを脱がされた…男に追いかけられて逃げている時、アタシが転んだ…その時に男がスカートの中に手首を入れてショーツを脱がした…」と泣いていた。

それを聞いたアタシは、容疑者はキンリンにいるかもしれないと思ってこわくなった。

アタシが家に帰ろうとしていた時であった。

アタシは近所の奥さまから『待ちなさいよ!!』と凄まれた。

「とし子さん!!ちょっとお話があるけど、いいかしら!?」
「えっ?お話?あのー、アタシ…急用があるので…あとにしてください…」

アタシは近所の奥さまにあとにしてくださいと言うて家に帰ろうとしていたが、近所の奥さまは『そうは行かないわよ!!』とアタシに凄んできた。

「奥さま!!アタシは急いでいるからあとにしてくださいと言うているのよ!!」
「あとになんかできないわよ!!…あんたのダンナの弟は、あんたが中学の時に好きだった元カレよね…」
「うちの義弟が、何をしたと言うのですか!?」
「あんたの元カレが、T沢さんの娘さんになれなれしく近づいて『パンツくれ』と言うてきたのよ!!娘さんはその場から逃げたけど、あんたの元カレが転んでしまったT沢さんの娘さんのスカートの中に手首を入れてショーツを無理やり脱がしたのよ!!」
「ちょっと待ってください!!うちの義弟が犯人だと言う証拠はあるのですか!?」
「あるから言うているのよ!!とにかく、元カレが起こした事件の責任は、元カノであるあんたが全面的に背負うのよ!!」
「ちょっと待ってください!!アタシは奥さまの言うていることが理解できません!!」
「あんたの家は家族ぐるみでレイプ魔かくまう気なのね!!あんたのダンナは成績優秀なお医者さんよね!!あんたのダンナの功績に傷がつくわよ!!」
「よくもアタシにいちゃもんつけたわね!!殺すわよ!!」
「いちゃもんをつけたのはあんたの方でしょ!!レイプ魔の元カノをヨウゴするなんてドーセイの敵よ!!」
「やかましいわね!!」

ブチキレを起こしたアタシは、近所の奥さまとドカバキの大ゲンカを起こした。

近所の奥さまとドカバキの大ゲンカを起こしたアタシは、元カレに『明日の朝までにこの家から出て行け!!上田の工場へ職場実習に行け!!上の人の言うことを聞いて、与えられた仕事をしなさい!!言うことを聞け!!』と怒鳴り付けて、元カレを叩きのめした。

その日の夜、アタシは元カレから返り討ちを喰らった。

その日の夜8時過ぎのことであった。

アタシは浴室にいて、シャワーを浴びるために衣服を脱ごうとしていた。

その時、アタシは背後から元カレにナイフを突きつけられた。

「何するのよ?」
「オラ!!よくもオレを完膚なきまで叩きのめしたな!!仕返しだ!!」
「やめて…お願い…お願い…ング…」

アタシは、クロロホルムがしみこんでいるハンカチを口に押さえつけられた後、気絶した。

(ドサッ!!)

元カノは、気絶したアタシにスマホの動画のカメラをセットした後に、アタシが着ている紫色のカーディガンをナイフで切り裂いて、白のブラウスとインナーを思い切り破って、ブラジャーを力任せにちぎった。

つづいて、アタシが着ているスカートをナイフでズタズタに切り裂いて、ショーツを脱がした後、恐ろしい声を上げてアタシをシツヨウに犯した。

アタシをシツヨウに犯した元カレは、スマホを持ってその場から立ち去った。

アタシが目覚めたのは、深夜4時過ぎであった。

この時、アタシは衣服と下着がズタズタに切り裂かれて恥ずかしい姿をさらされたことに気がついたので『ギャー!!』と叫んだ。
< 3 / 9 >

この作品をシェア

pagetop