医者の彼女
はぁ…
喧嘩したかったわけじゃないのに…

自己嫌悪に陥る。

興奮して怒鳴ったからか、身体が熱っぽい。

熱を測ると38.4℃の文字。

喉も痛いし、最悪だ…

お昼ご飯私の分も買ってくれてたけど、
食べる気力もなくて…
冷蔵庫のプリンを食べて、薬を飲む。

…うぅ…だるい。…寝よ。

ベッドに戻って寝ることにした。

……

ーーー

額に当たる冷たい感触で目が覚める。

「んっ…和弥さん?」

和弥「悪い、起こしたな…。熱だいぶ上がってんな。」

「あ…うん。大丈夫…お帰りなさい」

和弥「ただいま。まだ寝てろ」

「大丈夫です…寝すぎるのもキツいし。」

そう言って2人でリビングに向かう。

和弥「飯食わなかったの?」

「食欲なくて…あ、でもプリン食べたよ」

和弥「薬は?」

「飲んだ。」

和弥「なら良いけど…夕飯どうする?」

「ん…食べる。寒いし、あったかいのがいい」

和弥「じゃー、鍋とかすき焼き?」

「キムチ鍋がいい」

和弥「刺激物はダメですー。
…お前さ、普段からこういう時にも辛いとのとか
食べてるんじゃないだろうな?」

「…こういう時だから食べるんじゃないの⁇」
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