医者の彼女
和弥「…やっと顔上げた。」

ニヤっと笑う和弥さん。

和弥「…あんまり泣くとまた喘息出るぞ」

そう言って頬を引っ張ってくる。

「うぅー…いひゃいー」

和弥「…おもしれー顔」

パッと手を放す和弥さん。

「…んー‼︎いたっ‼︎ひどい…」

ってか、何この雰囲気。

ドキドキが止まらない。









…なのに。

和弥「よし、泣き終わったらとりあえずご飯食べな。」

雰囲気ぶち壊し。

そうだった…まだご飯の途中…。
でも泣いてスッキリしたら、お腹空いてきた。

ご飯を食べると、和弥さんは寝てしまった。

…そうだよね、当直明けだもん、仕方ない。

私はお風呂を借りる事にした。
2日ぶりのお風呂。
上がると2時間近く入ってたみたい。

…私も少し寝よっかな。そう思って部屋に行くと、
ベッドの下に落ちてる携帯。

忘れてた。発作起こしてそのまま病院行ったから、
携帯そのままだったんだ…
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