君と、シロツメクサと、


そう言えば、シロツメクサ!


あれは私もびっくりしたけど、匠海さんは私の事大好きだったのよー?


私たちも幼なじみで…


花が大好きだったあの人は、小さい頃からずっとシロツメクサの花言葉を知っていた。


私が泣いているときは、何があってもシロツメクサの花かんむりをくれてたのよね。


華に一途な七音くんが、自分と重なったのかしら!



「お母さーん?明日朝早いんだからもう寝なきゃダメだよー??」


華はなんだかいつも通り?な感じがするかもしれないけど、華はいっつもこの時間には寝てるから、多分寝れないんでしょうね♡



いくつになっても、娘は可愛らしいわ~


「分かったわーありがとう!おやすみー」


私は満たされた気持ちで、静かに眠った。


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