水に溺れた君と夏

ごのいち

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蝉の鳴く声とともに朝目が覚める。

大会当日、
大会幕開けに相応しい晴天に恵まれている。

…晴天になればなるほど暑いけどね。

瞼をおろせば思い出すのは

君の太陽のような笑顔と
綺麗に泳いでいる姿。

自然と口角があがるのをおさえつつ、
会場へ行くために準備をした。

歩いている道のりは
すごく緊張するもので。
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