薔薇の棘のように
椎名「良かったです。」






なーんてかんじでこうなった訳ですわ。






私が納得してるとでも?いいえ納得してません。そもそも椎名のこと自体信用してない。だってあいつの執事だから。






見張りたかったのかしらね。小汚いこと。







まぁ強がってるだけで実際ガラスのハート
天然キャラって少々明るくて意外と神経図太いのよね。まぁこれって思ってるの私だけかもしれないけど。




正直味方が欲しかった。椎名が悪いとは思ってないけど。




今日も、空気吸って空気出す。




小さい頃から悪役が好きで主人公は苦手。



自分でもひねくれてるのは分かってるつもりではある。





もちろんいつかはやり返す。




でも、まだその時ではないだけ。





椎名「では、何かあればお申し付けください。」





「んー」





椎名は35歳くらい。でもいわゆる美形男子で、とてもそんな歳には見えない。




あ、そうそう私は黒蝶華 蘭奈(kokutyouge rana)





黒蝶華財閥のお嬢様。



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