俺様幼馴染の溺愛包囲網
坂上聖のつぶやき

〜其の一〜

なんだったんだ?
さっきのは……。
とんでもないワードが出てきたぞ。
俺の聞き間違いか?

今すぐアイツに連絡とって……

いや、そんな場合じゃなかった。
俺の方も、全く解決してなかったんだっけ。
まずは雅だ。

正直、プロポーズを断られる、なんて考えたこともない。
雅がずっと待っててくれてるのはわかってるから。
結局、朝倉に言われて、ネガティブに陥ったのも、俺自身に自信がなかったからだ。
でも、結衣子の言う通り、雅との間にはなんの不安もない。
12年の歳月が、結婚生活への自信を裏付けてくれる。
一緒にいることがあまりにも自然で、この先他の誰とも、そんな関係は築けないだろう事もわかってる。

よし。
サクッと片付けよう。
まずはプロポーズだ。

それから、アイツに連絡しなきゃな。

それにしても……
なんであの2人拗らせてるんだ⁇
どう見てもラブラブのカップルじゃないか。
いや、少なくとも、亮平はそのつもりだと思う。
アイツ、一途だし、独占欲強いからな。
あんな目立つ所にキスマークなんて、俺だって付けた事ないぞ。
普通、服で隠れるとこにするだろ!

よし。
サクッとプロポーズして、雅と作戦会議だな。
雅は本当の妹みたいに結衣子のこと大切にしてるからな。


あぁ、俺、忙しくなってきた。
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