心を ほどいて  ~コーディネーター麻里絵
2

都会の大学は 自由で 解放的で。


地方の女子校から 入学した私は

雰囲気に呑まれて

なかなか 友達が できなかった。


1人 黙々と 構内を歩く私。


大学生になったら やりたいことが たくさん あったのに。


怖気づいて どうしていいか わからないまま。


大学が 嫌いになりかけた頃。



私に 話し掛けてくれた 理沙。


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