本当のキス ー偽りのキスー 番外編

「結婚、しよう…甲ちゃん」



「…」



「オレと…結婚してほしい

流れとかで言ってるわけじゃなくて
ホントは甲ちゃんの誕生日に
プロポーズしようと思ってたんだ」



甲ちゃんの目はキラキラしてた



「甲ちゃんの子供、ほしい…」




甲ちゃんの涙は溢れ落ちたけど

甲ちゃんは笑顔だった




「律、ありがとう…」




清田くん、ありがとう…

そう言った時の顔と同じだった




オレは甲ちゃんを抱きしめた



「甲ちゃん
幸せにするね…」



「うん」






< 466 / 483 >

この作品をシェア

pagetop