本当のキス ー偽りのキスー 番外編
「結婚、しよう…甲ちゃん」
「…」
「オレと…結婚してほしい
…
流れとかで言ってるわけじゃなくて
ホントは甲ちゃんの誕生日に
プロポーズしようと思ってたんだ」
甲ちゃんの目はキラキラしてた
「甲ちゃんの子供、ほしい…」
甲ちゃんの涙は溢れ落ちたけど
甲ちゃんは笑顔だった
「律、ありがとう…」
清田くん、ありがとう…
そう言った時の顔と同じだった
オレは甲ちゃんを抱きしめた
「甲ちゃん
幸せにするね…」
「うん」