もう僕は彼女に愛される前に戻れない。《短編》
誰もいない家の扉を開き中へ足を踏み入れた時、僕の自分らしさはなんだろうとふと思った。


生きている意味を感じない僕にとって自分らしさなどあるのだろうか。


そう思い僕は家の扉を閉めた。
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