虹色のキミへ,最愛のエールを。
私は幸せにはならない。
傷つかなきゃいけない。
だから,普通の学校に行って,傷ついて,傷ついて,傷つかなきゃいけない。
お母さんには悪いけど…私のわがままを聞いて欲しい。
もう,わがままなんて言わないから。
私は失明してないのと,友達から離れるのが嫌だと言うのを口実に,結局普通の学校に行って良いと言われた。
けど,お母さんはどうしても心配みたいで,登校と下校は車で送って行くと言われた。
私は断ったけど,頭を下げて頼み込んできたから,仕方なくOKした。