出逢いがしらに恋をして
第2章
 唐突に訪れた片思いの日々に悶々としながらも、
 毎日は慌ただしく過ぎてゆき、もう週末の金曜日。

 今日は、仕事終わりに宮沢さんの歓迎会が予定されていた。

 うちの社では飲み会の幹事が当番制になっていて、今回はわたしの番。

 じつにタイミングが悪いことに、今朝、生理が始まった。

 すでにお腹が重だるくて、できれば飲み会にも行きたくないほど気分は最悪だったけれど、
 これも仕事の内だ。仕方がない。

 それに、少しでも長く宮沢さんといられるのは、やっぱり嬉しい。

 生理痛ごときでへばってはいられない。

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