永遠の恋
そこには…

美羽の 変わり果てた姿。

美羽の 胸や 肩 お腹を

ナイフで 刺した…

何回も 何回も

その度に 私の体に

美羽の 生温い血が つくの…。

止めてよ…

私は 柳の 手を止めた…

でも 柳の力にかなうわけ
無かった。

ナイフは 私の腕に刺さった。

その時だ…

「何してる!」

パトロール中の
警官がきた。

柳は 走り出した。

私は 必死で 美羽を呼んだ。

美羽を抱いた。

血だらけで 変わり果てた美羽…

涙が 溢れた。

「死んじゃやだょ…
何で…」

美羽は かすかに息をして

「何で泣いてるの?」

「あたり前でしょ…
美羽は…私のせいで」

「違う…
私は私の人生だよ。
空のせいじゃない。
空の事大事だから…」

「だったら…
死んだりしないでよ…」

「ねぇ…空?」

「何?」

「絶対生きて
死んだりしなうで…
空には必ず
本当に 大切な
友達や恋人…
現れるから。」

「美羽が私の大切な友達だょ…」

「当たり前でしょ…
私…幸せだょ。」

美羽はそう言って…

永遠の 眠りについた…

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