ずっと好きでした。
「あ、架純!おはよう!」


「あ、おはよう。」


後ろから声をかけてきた二宮くんは軽く樹に会釈をした。


「えっと先輩。ちょっと架純借りてもいいですか?」


二宮くんは樹の返事を聞かずに私の手を引いて下駄箱に向かった。


「ちょっと!こんなこと聞いてないんだけど?」


急に呼び捨てだし。


「こんなの序の口だよ。それに仮にも俺ら付き合ってるんだよ?もっとカレカノっぽくしないと!」


「あ、そっか。ごめん。」


、、、できるかな私に。


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