ずっと好きでした。
「、、、樹。」


そこに立っていたのは樹だった。


「ちょっといい?」


そう言って樹は部屋に入ってきた。


ベッドに座る私と地べたに座る樹。


これが私たちのいつもの座る位置。


、、、気まずい。何しに来たんだろう?


「あのさ。今日多目的室までの廊下で出会っただろ?アイツと付き合ってるって言ったよな?」


「うん。付き合ってる。」


「だよな?
はっきり言って架純が大事にされてる気がしない。」


「え?」

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