ありったけの愛を叫んで

蝙蝠の襲撃

倉庫の幹部室

4人でガラステーブルを囲んで早めの夕食、出前の中華をつついていると 朔夜の携帯が鳴った



「はい、────分かりました」



ソファを立って、少し私たちから離れて電話をする朔夜は珍しく敬語



「悠、呼び出し」


「あ、オッケー」


朔夜の言葉にそう言って立ち上がる悠



最近、こういうことがよくある

電話のあとは決まって、二人でいそいそと出ていく



「帰りは陽人に送ってもらえ、

遅くなるかもしれねぇから12時過ぎたら寝てろよ」


「はーい」


私がそう答えたのを見て幹部室を出ていく朔夜



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