へたれアイドル卒業します アミュ恋1曲目
本当は、あの頃に戻りたくてしょうがない。
みんなと笑って
言い合いしながら、ステージを作って
アミュレットのライブで司会をしていた
あの頃の自分に。
でもそれ以上に、怖いんだ。
また同じ失敗を繰り返して、とんでもない迷惑をかけてしまうことが。
心臓が凍りつきそうなほど怖い。
「明梨ちゃん、手を出して」
「え?」
「これが明梨ちゃんにとって、最高のお守りになりますように」
そう言って、私の手のひらに置かれたもの。
それは……
ピンク色のストップウォッチ??