へたれアイドル卒業します アミュ恋1曲目
珀ちゃんに手を引かれ、連れてこられたのは講堂。
ステージの上まできて、やっと珀ちゃんが私の手を解放してくれた。
なんでここなの?
聞きたいのに言葉が詰まる。
そうさせたのは珀ちゃんだよ。
珀ちゃんのその表情。
切なそうに瞳を伏せて、なんでそんなに頬を赤らめているの?
つられて熱を帯びてきた私の頬。
恥ずかしくて。
どうしていいかわからなくて。
私もうつむくことしかできない。
「明梨……しゃべってみろよ」