へたれアイドル卒業します アミュ恋1曲目
「明梨はいつも通りでした」
「だから珀斗。俺はね、そのいつも通りがどんな感じか、詳しく知りたいんだけど」
「そんなに知りたければ、明梨に電話すればいいじゃないっすか」
「ムリ……」
「TODOMEKIに十環さんが顔を出すのだって、明梨が絶対にいない時だけだし」
「だって俺……明梨に嫌われているから……」
さっきまでさわやかに微笑んでいた十環さんが、シュンと肩を落としている。
「俺、ツレがいるんで。もう家に入りますから」