俺のボディガードは陰陽師。~第二幕・幸福論~

俺の残酷物語

★★★








帰ってたらどうしよう…。



嫌だ。嫌だ。

久々に会えた今日のこの日を、あんなカタチで締めくくるのは、忍びない。



依頼かと思えば、実は嘘でした。

振り回すカタチとなって申し訳ないと思うし。

そして、おペン攻撃をしてしまい、ファンデーションハゲとるやないかい!でモメて。

報復ともいえる、あの高速デコ突つきで終わるなんて。



謝らなきゃ。



それに…最大の目的であるおみやげも渡せていない!




そんな逸る思いを抱えて、競歩かっていうぐらいの早歩きで、カフェへと急ぐ。

そんなに離れたところにはいなかったので、競歩早歩きをすればあっという間に到着した。



そして、カフェのドアをゆっくりと開ける。



「いらっしゃいませー!……あれ?伶士くん?戻ってきたの?!」



カウンターにいる店員の咲哉さんは、俺の登場に驚いた声をあげる。

手を拭いて、速やかにカウンターから出てきた。



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