俺のボディガードは陰陽師。~第二幕・幸福論~
あまりにも突然の奇襲に、一瞬頭が真っ白になったが。
思いも掛けず大声で怒鳴り返してしまう。
…口から心臓が飛び出るかと思ったわ!
何だ…また!
またか!
イジり、からかい…!
俺のあたふたするリアクションを見て、なずなは「クックッ…」と、悪そうに笑う。
どこまでもイジりやがって…いい加減にしろ!
「まだ純情少年ぶってんのか?クックッ…」
「そういう問題か!」
ったく。どこまでイジられるんだ?俺は。
ヤツがウブ?
んなワケあるか!
咲哉さん、どこ見てモノ言ってんの?
どう見ても小悪魔…もしくは大魔王だろが!
…でも、本当はこのリアクションを。
『キス?いいぜ?何ならお望み通りに気の済むまでしてやろうか?』
…ぐらい、言える度胸があれば問題ないんだけどな…。
だなんて、考えてしまった。
先日の気遣い、密かに護られたことといい。
ヤツよりひとつ上に行くには、今の俺ではまだまだ修行が足りない。
だから…あらゆる方面で何かしらの努力が必要だと考える。
そうでなくては、ヤツの眼中には入らない。
思いも掛けず大声で怒鳴り返してしまう。
…口から心臓が飛び出るかと思ったわ!
何だ…また!
またか!
イジり、からかい…!
俺のあたふたするリアクションを見て、なずなは「クックッ…」と、悪そうに笑う。
どこまでもイジりやがって…いい加減にしろ!
「まだ純情少年ぶってんのか?クックッ…」
「そういう問題か!」
ったく。どこまでイジられるんだ?俺は。
ヤツがウブ?
んなワケあるか!
咲哉さん、どこ見てモノ言ってんの?
どう見ても小悪魔…もしくは大魔王だろが!
…でも、本当はこのリアクションを。
『キス?いいぜ?何ならお望み通りに気の済むまでしてやろうか?』
…ぐらい、言える度胸があれば問題ないんだけどな…。
だなんて、考えてしまった。
先日の気遣い、密かに護られたことといい。
ヤツよりひとつ上に行くには、今の俺ではまだまだ修行が足りない。
だから…あらゆる方面で何かしらの努力が必要だと考える。
そうでなくては、ヤツの眼中には入らない。