俺のボディガードは陰陽師。~第二幕・幸福論~
声をかけるが、返事は返ってこず…。

のびたように、仰向けになって倒れていた。

は…?



「み…美森!美森!」



体を揺するが…美森は目を覚まさず。

いったいどうしたっていうんだ!



「…ああぁぁっ!ちょっとちょっとちょっと!…何でここに部外者がぁっ!」



ふと気付くと。

ドアの向こうには、男性が一人。



こ、こいつは…!

あのイケボ男…!



すると、奥の方で声がする。



「…どうしたの?」

「ご、ごめん!関係ない人入ってきちゃった!…やっぱり結界張った方がいいって!」

「…はぁ?」



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