最初で最後の恋。

お泊まり

麗美はヒールを履き直しコツコツ

と、空河のところへ行く

「ごめんあそばせ。また来るわ、ありがとう」

と声をかけ

俺の元へきた

俺は麗美に左手を差し出した

すると麗美は自分の左手を手元に持っていき

クスッと上品に笑う

すると右手を俺の手のひらの上にのせ

「エスコート頼みますわ」

と微笑んだ

俺は

「可愛い俺の姫」

と言い手の甲にキスを落とした

俺は麗美の手を引き店の外へと出る

案の定

きゃぁぁっという声が響く

「いやぁ、私の蓮様が」
「悲しいけど美男美女ね」

などと色々な声が広がる
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