最初で最後の恋。
ピリリリリ

と私の電話がなる

「はい?もしもし」

叔「あ!今日のパーティー忘れずにな!」

あら、すっかりと忘れてたわ

「分かったわ、じゃあまた後で」

どうしたの?と蓮が尋ねてくる

「今日神宮財閥で、パーティーがあって学校をすぐ早退するのよ」

「えー?そうなの。」

その、犬のような表情が可愛かった

「あ、今日も泊まる?」

と聞くと首がへしおれるんじゃないかってくらいぶんぶんと縦に振る

「じゃあカードキー渡しとくね」

と私たち

「待ってるね」

と可愛く言われたので

「そうしてちょうだい」

と頷いた
< 68 / 110 >

この作品をシェア

pagetop