~恋する春夏秋冬~
私、南海秋はただいま合否結果を高校へ見に行こうとしている最中です。
私はちなみにこの物語の主人公です。
行きたくない。いやだ。落ちてたら・・・
夏と真冬と春花と同じ学校じゃなくなる。
今出た三人はまたおいおい紹介するね。
私がなぜこんなに行くのをためらっているのかというと私が受けた学校は
この学区ではレベル一番の学校だからだ。
「秋」
だれか私の名前を、呼んだ気が・・・
「おい!秋ってば」
「あっ。夏もう見たの?」
「おう!ギリギリ合格してたぞ。あっちなみに秋も合格してたぞ」
合格?嘘嘘
「まっまじ?」
「まじ」
やったーーーー。
その時、私は今まで自分でだしたことないくらいの大声で叫んだ。
夏の言うとり私の番号はばっちりあった。
私と夏は気分アゲアゲで自宅へ帰った。
「おめでとう。秋」
家に帰ると兄がすぐおめでとうと言ってくれた。
「ありがとう。お兄ちゃん」
「まっ受かると思ってた」
お兄ちゃんはボソッとそう言った。
私は聞こえていたけれど心の中にしまった。
ちなみに真冬も春花も受かっていたという。
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