梓瀬君は時にオオカミになる。
帰りの時間……

「楓奈ー帰ろー!」

未紅が話しかけてきた。
「ごめん!先に帰ってて」

私が断ると未紅は
「え…?何か用事があるの?あっもしかして告白とか!?」

ドキッ
「そ…そんなわけないよ!」
私は何とか誤魔化した。

「そう?じゃあまた後でね」
未紅と別れを告げある場所へ行った。
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