最後の手紙
「先に行ってて。寄るとこあるんだ」

「え。寄るって? こんなとこでどこに」

「後で話す。お店、レンラク入れてね」

 口を挟ませるスキを与えずに、私は列を離れて走り出した。肩を掴まれそうな恐怖なんかを感じたりしたけど、実際にはそんなことはなかった。

まぁ、かなり不審だけど、そこまでして問いただすほどでもない。

 とにかく、後で話すということで。

後で。


私の役目が終わったら。






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