君の好きな人が私だったらいいのにな。

大波乱のクリスマス

[クリスマスイブ前日]


『はよ、東雲。』

「あーー、やっときた。おはよ。」

『あれ、柚稀は?』

「もう中入ってる。寒いから私らもはやく入ろ。」


クリスマスイブ前日

私達3人は、いつも5人ではあんまり入ったことのないカフェに来ていた。


「氷室、お待たせーー、」


手を振ると、氷室はこっちこっち、と

私達に手招きした。
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