学校一の人気者は溺愛王子様





光汰先輩は由羽兄ぃの部屋で江里菜は私の部屋で寝ることになった



ザーザー



「雨うるさいね」



「寝れるかなぁー」



「どうだろうね」



「あっじゃあさぁ明日も休みだし話さない?恋バナとかさ~」



江里菜の好きな人も聞きたいしねぇ



「えぇーーまーいいよ」



「じゃあさ、江里菜の好きな人教えてよ。好きな人がいるってだけで、誰か教えてくれないじゃん?」



「えーやだよ~ぜったい 付き合えたら教えてあげる。まぁー付き合えない場合のほうが可能性は高いけどね」



「えー付き合えたらって、いつ付き合うの?江里菜の好きな人知りたいよー」



「いつ付き合うなんか、わからないし付き合うかもわからないから 教えないよ~」



「そんなぁ じゃあヒントちょうだい。ね」



「え~ヒントかぁーしょうがないなぁ。それだけだよ~」



「うん!!!」



「由香も知ってる人よ」



「私が知ってる人?」



「うん」



「幼なじみの楓真(ふうま)くん? それとも隣の席の宗太(そうた)くん?それか委員会で同じの彩斗(あやと)くん?」



「さぁ誰でしょうね~」



「えーーー?」



「あっ雨、静かになった。寝るわ~」



「あ~話そらさないでーーーーえーりーなー   でもなんだか眠くなってきたね。寝よ~」



「そうね~寝よ寝よ~」



江里菜の好きな人はわからなかったけど、眠かったのでとりあえず二人で寝ることにした


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