学校一の人気者は溺愛王子様





「江里菜お昼食べよ」



「うん」



「あっ」



「どうしたの?」



「由羽兄ぃのお弁当届けなきゃ」



「由羽先輩忘れてったの?」



「うん。朝来たら届けようと思ってたの忘れてた」



「今頃由羽先輩困ってるんじゃない早く届けてあげなよ」



「うん行ってくるね」














由羽兄ぃいるかな?



2年の教室をのぞくと



あれ?いない



おかしいなぁ



どこいったんだろ



あっ光汰先輩だぁ



すご~い周りに人がいっぱい



「光汰君お昼一緒にに食べよ」
「光汰俺と食べようぜ」
「私、光汰君の分のお弁当作ったの」



人気者ってすごいなぁ



「あっ由香ちゃん?」



あっきずかれた



うわぁ~こっち来るよ



あっ来た



「どうしてこんなところに?」



「あっ由羽兄ぃいます?朝お弁当渡し忘れちゃって...」



「由羽ならトイレ行ったんじゃない?」



「そうですか~」



トイレか待つのめんどくさいな



「あっそうだ俺が由羽に渡しとくよ。ほらぁ~」



「ホントですか。ありがとうございます」



ラッキー光汰先輩いい人だな~



「あっじゃぁこれ由羽兄ぃに」



と言ってお弁当を渡し教室に戻った



このとき



「あれ誰?」
「なんで光汰君にお弁当渡してるのぉ~」
「私のは受け取ってくれなかったのに~」
「あいつ誰よ~」



なんて2年の先輩に言われてるなんて私が知るわけない
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