にびいろのなかのひかり 鈍色の中の光
「結婚して…
オレと、結婚してください
幸せにする」
「…はい
私でよかったら…
結婚して、ください」
優香の左手の薬指に婚約指輪をはめた
優香の目を見たら
涙が溢れてた
「あの時、別れてたら、後悔してた
…
別れてたとしても
忘れられなかったと思う
…
後悔させないから…
出会ったことも
別れなかったことも
…
優香の夢
一緒にかなえたい」
「うん…ありがとう…
…
慧…」
「ん?」
「抱きしめてほしい」
「うん」
オレは優香を抱きしめた
「幸せにする…」
「うん…
私も…」