君との想い出が風に乗って消えても(長編・旧)



 注文を済ませ、少ししてから注文したものがきた。

 一口食べた瞬間、僕と加恋ちゃんは顔を見合わせて「美味しい」と言って笑顔になった。


 食べ終えた僕と加恋ちゃんはデザートを注文した。


 そしてデザートも食べ終えて、僕と加恋ちゃんは、しばらくの間くつろいでいた。



 しばらくくつろいだ後、僕と加恋ちゃんはファミレスを出た。


 ファミレスから駅まで歩き、電車に乗って最寄り駅で降りた。

 そしていつもの待ち合わせている公園まで歩いた。



 そして公園に着いた。


「優くん、今日も楽しかった、ありがとう」


「僕も楽しかった、ありがとう、加恋ちゃん」


 加恋ちゃんと離れるのは寂しいなぁ。


「明日、部活あるから優くんと会えて嬉しい」


 うん、それは僕もとても嬉しいよ。


「僕も加恋ちゃんと会えて嬉しい」


 ……でも……。

 今、離れることがとても寂しい。


「……加恋ちゃん」


「なぁに、優くん」


「……ハグして……」


 加恋ちゃんのぬくもりがほしい。


「優くん」


「そうじゃないと僕、このまま帰ることができない」


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