呑みますか、呑みませんか。
朝にするって、わたしの中では、とても新鮮。
海外ドラマのワンシーンにでもありそう。
にしても、
「たまちゃん。……感じすぎ」
チヒロくんのキスも愛撫も、絶対、やみつきになる。
「ダメ……それ……」
久しぶり、だから?
ううん
「……チヒロくんちょっとお酒飲んできたら?」
きっと、このひとだから。
「朝から?」
「明るくて。……恥ずかしい」
「さては俺の記憶を破壊する気だな」
「うん」
「却下」
優しいけど、ときどきイジワル。
「待っ……」
「たまちゃんの可愛いとこ全部見せて」
飲んでるときは完全にわたしがチヒロくんのこと支配しているのに。
優位に立ているのが、ほんの少し嬉しくもあるのに。
「……バカ」
――――ベッドの上では、完敗。