住みますか、住みませんか。

 ベッドで口づけを交わしていると、


(あたって……る)


チヒロくんのがカタくなってるのがわかって、それがわたしはすごく不思議でもあり、うれしいくもあり、いとしおしく感じる。


「……たまちゃん?」


 控えめに、ズボンの上からチヒロくんのに触れる。

 いま、大きくなった……?


「どうしたの。なんだか積極的だね、今日」

「あのね。チヒロくん」

「ん?」

「……なめ、て。いい?」


 言ったそばから死ぬほど恥ずかしい。

 穴があったら入りたいとは、まさに、このこと。


「えっと。意味わかって言ってるんだよね?」

「うん。でも、初めてだから。……へたくそかも。しれないけど」

「無理しなくていいよ」

「ちがう。そうじゃなくて。……こういうのは、欲しくない?」

「……いや。欲しい」

「口でしてみてもいい?」

「してくれると、嬉しい」


 いつも、よくしてもらってばかりだから。

 甘えさせてもらっているから。


 今日は、今日こそはチヒロくんに甘えてもらいたい。
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