お人好し
その日レギュラーで仲の良い
伊月、高峰、水瀬と一緒に帰ってきた。
しかし彼らは僕に対しての態度がおかしかった。
考え込んでいるような、上の空で僕の話を聞いている。そんな状態で僕達はそこで別れた。
いや、もしかしたら疲れているのかな。
今日はハードだったし、
その夜、僕の携帯に井上先輩からメッセージが入った。
「残念だったな。アイツらはお前のこと嫌いだろうよ」と。
どうして?何があったの?疑問を持った僕は
「何故ですか?僕は何もしていません」
と送信し心配だったので
伊月君にメールで聞いてみることにした。
「ごめん。僕なにかしちゃったかな?」
メールは未読のまま朝を迎えた。

今日本当は土曜練習だが祝日なので近くのストバス場で1人練習していた。

「よぉ」
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