永遠、というものがあれば
うわ〜、もう心臓がバクバクしてる。



テレビを観ながら舞が、



「あ〜ん、思った以上に男前だ♪ね、この人がharu、陽菜、聞いてる?」



振り返った舞が私の顔を不思議そうに覗く。



「陽菜、顔赤いよ?」



「え?そ、そんなことないよ」



手でパタパタ顔をあおぐ私に、



「メガネ君見てたからharu様の素顔って刺激強いか〜」



なんて。



もう!言っちゃおうか。



「あのね、舞…」



「そうか〜!カズマさんにはこうなったらなんか頼みづらいね」



重なった舞の声に私の声は完全に消されてしまった。


「なんのこと?」



「だから!昨日の話!学祭のゲストのこと!」



「あ〜そっか〜」



「そっか、じゃないよ。これじゃぁ、舞ちゃんラブラブ大作戦早くもピンチじゃん…」



すっかり言うタイミング逃しちゃったな。



また今度にしよう。
< 111 / 381 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop