永遠、というものがあれば
それから荷物を取りに研究室に戻った。



陽斗とharuのことを考えて、頭の中がぐるぐるしてる。



研究室では、女の子が数人雑誌を見ながら喋ってる。


「haruいいよね〜」



haruという言葉には敏感に反応する私の耳。



「かっこいいだけじゃなくてさ…曲がこう…なんか感動させるというかさ」



「うん、わかる!落ち込んだ時とか、結構クルよね〜」
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