永遠、というものがあれば
ヒカリさんは本当に酔ってるみたいで、



「haru〜」



陽斗の腕に手をまわす。



嫌だ、やめて。



「いいかげんにしろ、ヒカリ」



低く響く陽斗の声。



腕を離そうとするのになかなか離れないヒカリさん。


そんな二人を見た学生が、


「やっぱり付き合ってるんですか?」



なんて普通聞く?



ヒカリさんも、



「ご想像にお任せしま〜す」



なんて。



もう見てられない。
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