永遠、というものがあれば
翌日は、とってる授業もないので、バイトにいそしむ私。


なにげに勤労少女。


バイトは半年前から大学の図書館でのお手伝い。


試験時期あたりは結構忙しかったりするけど、
春のこの時期はかなりゆっくりした動きになる。


「おはようございます」


「柚木さん、今日は本の整理をお願いね」


館長さんは優しいおばあさん先生。


本の中は周りよりゆっくり時間が流れてるようで、気持ちいい。


このバイトは結構気に入ってるんだ。
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