甘くて意地悪な後輩クンの誘惑
腕時計を見ると、
あと数分で終電が来ることに気付く。

29歳にもなって全力疾走することになるなんて…
今日は最初から最後までしんどすぎる。


でも、何故だろう。


今年の誕生日は私にとって悪くない1日だった。




それはきっとーーー…。



私は青葉くんの横顔を見ながら、
胸に芽生え始めているものを自覚したのだった。
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