アイドル絶対殺戮戦線
「乃々……意外と足速いんだね……」


はぁはぁと肩で息をしながら、みゆきさんは現れた。


わたしを追いかけて、レッスン室からずっと走ってきてくれたみたい。


それだけで申し訳なく感じて、心の奥がぎゅっと痛む。


「わざわざ追いかけてくださって……ごめんなさい」


喉の奥から絞り出すように謝ると、みゆきさんはぞんざいに手を振った。


「いいっていいって。それよりさ……今回は乃々と腹を割って話そうと思ってきたんだ」
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