光と影〜影は己の道へと駈ける〜






正直、また会えると思ってなかった。




しかも…思った以上に千影は心の傷を負っていた。



あの時…ふと千影を思い出して公園前を通ろうとした。



公園の灯りがゴムにあたっていて…千影だとすぐにわかった。



あの時可愛らしかった千影は…想像以上に美人になっていて…




なんで浮気なんかするんだ、と思ったし…別れてくれて嬉しい、とも思った。






< 55 / 63 >

この作品をシェア

pagetop