生贄の花嫁 〜Lost girl〜

あとがき

作者より

この度は生贄の花嫁～Lost Girl～をご愛読いただきありがとうございました。
この作品を作るとき、本当は漫画を描きたかったのですが、絵を描くのが壊滅的に下手でどうしよう、と考えて頑張って小説として書いてみよう！という感じで始まりました。
まさか人生で初めて書く小説がこんなに長くなると思っていなかったので冷や冷やもんでして、しばらく更新が止まってしまうことも多く申し訳ないな……と思うこともありました(´；ω；`)

文だけで表現するというのはとても難しかったですね。小説家さんって凄いんだなって改めて思いました。実は結構何回も修正してまして、現代のパソコン技術にも感謝です。


★裏話【本編】★
このお話、実は最初もっとホラー寄りでメインの5人の男の子たちも性格をゆがませる予定だったんです。主人公ちゃんも淡々としていて心がない冷めた子という設定でしたが、淡々としていて強気だった子が恐怖とショックで生きる意味を見失うほうが面白い……というと語弊があるかもしれませんが、その恐怖から成長し変わっていくような話になる方が面白いのかな、と思って設定も作り直して書いてみました。

お嬢様だったのがだんだん普通になっていくのも書いてて面白かったです。男の子たちも国王継承者（貴族っぽい）のわりにちょっと庶民的というか、普通の男の子たちなんですよね、実は。

主人公ちゃんが変わることで彼女と関わる人たちも変わり、成長していく。そういうコンセプトの物語を作れていれば何よりだなと思います。

そして戦い編を第1章、恋愛編を第2章と作っているのですが、恋愛編が始まると大変なことだらけでしたね。体育祭やら文化祭やら学生ってイベントが多いな～と懐かしい思いも含めて書いていました。実際ベストカップルコンテストとかは見たことありませんが……－^－

実は初期設定では劉磨くんか奏くんとくっつける予定で、聖くんEndが1番薄かったです。
ただ、成長させていくのだと聖くんが1番伸びしろ（？）があり、成長してもらいたかったので聖くんEndになりました。自分の意見や思いを言えるようになって作者としてもちょっと嬉しいです(∀｀*ゞ)。

★裏話【番外編】★
こちらは主人公ちゃんたちの結婚式の後の話ですね。
奏くん×結愛ちゃんにいたっては、本当は本編で描きたかったのですが、書ききれず、特別編となりました。多分このままいくとTL漫画路線だな、という感じです。頑張れ、結愛ちゃんという感じです。

劉磨×楓×琉生は書こうか迷いましたが幸せになってほしい、という思いで書くことを決めました。過去のことがあり恋愛に目を背ける子、何でもいいから傍にいたいと願う子、好きな子のためなら何でもする子、という感じですね。
因みに楓ちゃんが『犬扱いでもいいの！』というセリフはペット制度をやっていた彼女ならではの発想かなという感じです。ちょっと依存的で怖い感じもしますけどね……。


長々と書いてしまいましたが、あとがきとしてはこんな感じになります。
読んでくださる皆様のおかげで無事に書ききることができました。本当にありがとうございました！
これからもいろいろな作品をかいていけたらと思います。

♡Special Thanks♡
読者の皆様

トバウタより