竜覇 × 蘭蝶

愛羅「つう事は?私の場合……
竜覇の総長ってことは隠してるから…
 頭脳と家柄で入ったってわけだ…」

宏太「そういうことに…なるな!
(全部だけどな…)
  あ!担任呼ぶな!」

愛羅「うん…」

ピンポンパンポーン

宏太「1-S稲留先生、1-S稲留先生、10秒以内に理事長室まで来てください。
 さむないと…
ある人に殴られるよ?フフッ
 10、9、8、7、6、5、4、3、2…」


呼び出し方がおかしいなコイツ…
ってか…フフッって…きもい…

ってか、呼び出された先生…可哀想に…

ん?つーか…稲留…?
どっかで聞いた事あるような…


バンッ!

竜也「ハァハァ…
 宏太!いつも言ってるが!その呼び出し方どうにかなんねぇのか?」

宏太「なんねぇな!」

竜也「3階から5階まで上がってくるだけでも時間が掛かるんだぞ!!
ってか、ある人って誰だよ!!」


そういえば…ここ5階なんだよね…

いやぁ…なんかね?
5階に理事長室と空き教室があって…
1階に3年の教室、2階に2年の教室
3階に1年の教室があるんだって…

あ!4階には、空き教室だけが沢山あって…
そのうちの1室は兄貴達、双龍が使用してるんだって!


ってか…

愛羅「竜ちゃん!?」

竜也「……
愛羅か?(そういう事か…)」

愛羅「正解!流石竜ちゃんだね!(ニコッ)」

竜也「当たり前だろ!
 まさか…宏太は分からなかったのか?」


宏ちゃん、軽く頷いてる フフッ


竜也「それで殴られたってわけか!ククッ」

宏太「何笑ってんだ?」

竜也「愛羅は、声で分かるだろ…」

宏太「確かに…」


大丈夫か?(笑)


愛羅「ってかさ…早く教室に行かなくていいの?」

竜也「あ!そうだったー!!」


あ、忘れてたんだ…


竜也「じゃぁ…行くか…」

愛羅「ん。」

宏太「それと、愛羅!いつでもここに来ていいからな!」

愛羅「りょ!」

ガチャ

竜也「ところで名前は?
 男装してんだったら偽名の方が良いだろ」

愛羅「そうだな…哉島 奏斗にする!」

竜也「奏斗か…良い名前だな!
 それと、男装してんなら言葉遣いも気をつけろよ!」

愛羅「分かってるよ!」
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