隣のキケンな王子様!


「うーんと。コツがいるんだっけ? うんしょっ、よっ! うわっ!」



ガタガタいじっているうちに非常口が開いた……のはいいけれど、勢いあまってあたしまで尻もち。



「もうっ、なんであたしがこんなことっ」



猫みたいな姿勢で非常口をくぐって、ハンガーにつるされた洗濯物に手をのばせば。



「こっ……やめろっ」



強まってきた風のせいで、郁己くんのパンツがペチペチとほっぺを叩いてきた。


お尻の部分にプリントされたカメレオンが、あたしを見て長い舌を出している。



「このっ、カメレオンパンツめっ//」



振り上げた手でカメレオンの顔をひっぱたいてやると、



「あっ、ああっ、やばっ!」



パンツ、風に舞いながら落下開始。



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