隣のキケンな王子様!
「あの……その……」
必死で身振り手振りをするあたしを見て、男の人は微笑んでいる。
「すごいなぁ。懐かしいね」
懐かしい、なんて表現じゃ足りない。
めまいがするほど嬉しい。
なのに、
この気持ちを、どう伝えたらいいのか分からない。
「……ホントに……夢みたい」
うわごとみたいにつぶやくことしか出来なくて。
震えるカラダを支えきれなくなったあたしは、アスファルトの上にしゃがみ込んだ。