隣のキケンな王子様!
「これはまた……違ったタイプだなぁ」
「は、はい?」
「可愛いね。もったいない感じがするけど」
「は、は?」
たぶん、この人がユキヤくんなんだろう。
愛嬌のある童顔で、マジマジとあたしを見ている。
意味不明なことを言って。
「あ、あの……?」
「郁己にふられたらさ、オレと付き合わない?」
「は? へ?」
「郁己ー? この子、オレがもらってもいいー?」
「???」
部屋の中に振り向いて、さらに意味の分からないことを言っているユキヤくんに首をかしげていると、
「このバカが」
奥から、郁己くんがやってきた。