隣のキケンな王子様!


声をかけても、返事がない。



「っ……郁己くんっ!?」



駆け寄って触れたカラダは、すごく熱くて。




「……なんでもない。大丈夫だ」




薄っすらと目を開けた郁己くんは、


けれど、すぐにチカラを失くして、肩から地面に倒れてしまった。





「郁己くんっ……? 郁己くんっ」














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