𝒄𝒉𝒐𝒄𝒐𝒍𝒂𝒕𝒆.II
「何、また桜龍に用があるの」
私は裕太から距離をとった。
「違う。謝りたくて」
裕太の言葉に、私は目を見開いた。
あの、プライドが高い裕太が謝りに来るなんて。
「本当に、申し訳ないことをした。こんなに傷をつけて、…ごめんな」
裕太は私のほっぺたを見て言った。
まだ多少は痛いかもしれないけど、跡はすぐなくなった。
だから、裕太ももしかしたら多少は手加減してくれたかもしれない。