流れ星に願いを…〜星空に流れる一粒の涙〜
春が来て

常務と個人面談があり

昇給など話をするそうで

あたしの順番がきた。

緊張したが

話の内容は


評価が高く

結構昇給してもらった。

「女にしておくのは

もったいないな。」

と、言われ嬉しかった。

が、気が付けば

手のシワや爪に

薬品の色が

染み込んで

買い物をしてお金を出す時

レジの人に

手を見られるのが

すごく

はずかしいくらいに

なっていた。
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